サイトウ・キネン・フェスティバル松本におけるボランティア

毎年開催されるサイトウ・キネン・フェスティバル松本(以下SKF松本)は、SKF松本実行委員会と(財)サイトウ・キネン財団によって主催されています。
その中でSKF松本ボランティアは、演奏会運営協力、来場者・出演者・スタッフへのサービスを主な活動として、松本市国際音楽祭推進団体協議会と共に、SKF松本事務局を支援しています。

ボランティア活動を統括している事務局は、7月下旬から8月上旬に組織されますが、このスタッフももちろんボランティアです。
約2ヶ月の長期にわたりボランティア活動を行うのですから、常に事務局は人材不足に悩まされています。長期にわたり時間的都合がつくスタッフ(2000年の場合は大学生が協力してくれました)がこの大変な事務局を支えています。

ボランティアの主な活動は、演奏会運営協力、来場者・出演者・スタッフへのサービスです。
具体的には会場作り(椅子並べやステージ作りなど)やお客様の案内が主です。
演奏会期間中はほとんど演奏を聞いている暇はありません。「縁の下の力持ち」を忠実に守りながら働いています。
表に出ることは少ないのですが、しかし「自分達がこの世界レベルの音楽祭を支えている」という思いは何ものにも変えがたく、そして一人一人の大切な誇りとなっています。

現在ボランティア登録者は567名です。
しかし、1回の公演について必要な人数は80名ほどです。ボランティア登録の際に、参加可能日を申告してもらうのですが、残念ながら人数が超過した場合お断りすることもあります。

ボランティアと言うくらいなので、活動していただいた仕事に関しての報酬がありません。さらに言えば、交通費や滞在費なども出ません。
松本市内であればそれほど負担にはならないのですが、東京や名古屋など遠くから参加していただいているスタッフもいます。その方たちのご苦労は計り知れないもの。それでもSKF松本を支えてくれる熱い思いには本当に頭が下がります。
そんな熱い思いを持つスタッフと、素晴らしい演奏を奏でるSKOのメンバー、そしてその感動を喜んで受け止めてくれる観客の皆様があってこそ、SKF松本は色あせぬまま続いて行くのではないでしょうか。